窯業系サイディングvsタイルvsガルバリウム鋼板
外壁材と言っても材質や特徴など、どの外壁材にもメリット・デメリットがあります。私もいろいろ調べて多少の知識だけは無駄についてしまいました。笑
タマホームの標準仕様の外壁材は窯業系サイディング材でニチハorケイミューの2社から選択します。我が家は契約支店のキャンペーンでどちらの会社を選んでも上位クラスの外壁材を追加料金なしで選ぶことができました!※地域によってキャンペーンの内容は異なります。
まずは各外壁材のメリット・デメリットをざっくり紹介します。
窯業系サイディング材のメリット・デメリット
そもそもサイディング材といっても窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類あります。ただ、各ハウスメーカーが使用するのはセメントに繊維を混ぜ込んだ窯業系サイディングがほとんどです。しかも注文住宅で使用する外壁材で一番使用されているのが窯業系サイディングです。
なのでタイルやガルバリウム鋼板など様々な外壁材がある中で最も使われているのは窯業系サイディングなのです!
最近のサイディング材はデメリットである耐久性に力を入れて商品を作っているので以前は10~15年でリフォーム工事が必要でしたが最近は30年保証の商品もありますので少し価格が高くても10~15年後にリフォーム工事するよりはお得かと思います!
我が家は窯業系サイディングで決めました!
我が家はニチハのプレミアムシリーズにしました!イメージ完成図はこんな感じ。
タイル材のメリット・デメリット
タイル材は高温で焼いた土や石を板状にしたものですが、磁器質・せっ器質・陶器質の3種類あり大きな違いは吸水性です。吸水性が低い順に磁器質>せっ器質>陶器質となります。吸水性が高いと冬にタイルが吸水した水分が凍結しタイルが割れる原因となるので、陶器質のタイルは外壁には使われません。タイル自体がほかの外壁材と比べて吸水性が低いので汚れが付きにくく耐汚性に優れおり、土や石を焼いてタイルを作るので非常に硬く傷もつきにくいので耐久性も他と比べて優れています。
個人的にはタイル外壁が一番好きです!他の外壁材と比べてメンテナンス費用が安く、見た目の高級感や重厚感は圧倒的です。特にPanasonic Homesが自社開発しているキラテックタイルは光触媒機能を利用したセルフクリーニング効果が素晴らしいんです!一条工務店でも光触媒タイルを自社開発しているんですがパナソニックは住宅設備に対しての長年の研究実績がありますので同じ光触媒機能を利用したタイルでもパナソニックの方が個人的にクオリティは上かと思います。
ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット
ガルバリウム鋼板とは金属系サイディングなどに使う素材の名前で、正確にはアルミ亜鉛合金メッキ鋼板と言います。金属系サイディング=ガルバリウム鋼板と書いてあるブログを見つける事がありますが、金属系サイディングには様々な種類があるので決して金属系サイディング=ガルバリウム鋼板と思わないようにしてください。特徴は金属にも関わらず非常に錆びにくく耐久性が高いことです。さらに他の外壁材と比べ軽量なので住宅の重量が軽くなり耐震性の向上にも一役買っています。ただ、耐久性が高いとはいえ金属素材なので周囲の環境に左右されやすく経年劣化と共に必ず錆びます。さらに初期費用も比較的高めでメンテナンスも15~20年ほどで必要なのでランニングコストも安いとは言えないかなと思います。
工務店やローコストメーカーでよく使われているのがガルバリウム鋼板の印象です。見た目もシンプルなのでデザイン性で選ぶ方も多いみたいです。以前に比べ多くの住宅で使われているので安心して使える建材だと思います。
まとめ
各住宅メーカーで使用する外壁材は決められている事が多いと思います。どの外壁材でもメリット・デメリットがあるので好みかなと思います。人それぞれ住宅における優先順位は違うのでこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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